書評

とがわ愛さん著『はじめてのやせ筋トレ』を読んでさっそくチャレンジ!

はじめてのやせ筋トレPhoto by Yumi Watanabe

発売当初からSNSで大きな話題になっていた、とがわ愛さんの著書『はじめてのやせ筋トレ』

筋トレやダイエット本はすでにたくさん持っているし……と、気になりつつもずっとスルーしてきた私ですが、本屋にいくといつも目立つ場所に平積みされているため、ある日ふと手に取って中身をパラパラめくってみたんです。

そうしたら、親しみやすいイラストが満載で、文字も大きくて見やすくページの配置も非常に工夫されていてとにかく分かりやすい!

そして、ちょっと数ページ見ただけでも、なんだかムクムクやる気が湧いてくる!

人気の理由に、納得。
筋トレやダイエット本というのは、何よりも分かりやすさ、そして読んだ人を目標に向かって駆り立てるパワーが必要であり、この本にはしっかりその大切なポイントが備わっているのです。

…ということで、ついつい衝動買いをしてしまったので(笑)、さっそく『はじめてのやせ筋トレ』のレビューを書いてみたいと思います。

とがわ愛さん著『はじめてのやせ筋トレ』を読んだ感想

はじめてのやせ筋トレPhoto by Yumi Watanabe

まず最初に、この本の著者であるとがわ愛さんのダイエットのきっかけが語られています。

インドア派で、運動不足&スイーツ好きのためぽっちゃり体型だったとがわさんは、大好きな彼氏に出会ったことで、「スタイルのいい彼の隣を歩いても恥ずかしくない体になりたい!」と、一念発起して筋トレを開始。なんと、5カ月で10キロも痩せたうえに、女性の誰もが憧れる素晴らしいプロポーションを手に入れました。

この本では、とがわさんが筋トレダイエットの過程で試行錯誤して得た知識がふんだんに盛り込まれており、とくに「ここを鍛えれば効率的に美ボディになれる」という“やせ筋”の鍛え方を非常にくわしく教えてくれています。

この本の優れている点は、以下の3つ。

  1. どこを鍛えればいいのかをピンポイントで教えてくれるので迷わない
  2. イラストがとても的確で、ポーズや力をこめる場所が分かりやすい
  3. 陥りやすい間違いやその解決法、効果を高めるコツまで、丁寧にフォロー

ひとつずつ見ていきますね。

どこを鍛えればいいのかをピンポイントで教えてくれるので迷わない

筋トレというと、腕立て伏せや腹筋を思い浮かべる人が多いかと思いますが、ほかにも背中、胸、二の腕、おしり、脚などを鍛えるさまざまな筋トレメニューがあります。

専門の本やネットの情報を見ると、実に何種類もの筋トレメニューが出てくるじゃないですか。あれを見るとウンザリして逆にやる気がしぼんでしまうズボラな私……。腹筋だけでもいくつものやり方がありますし、あれだけ多種多様なトレーニングがあると、筋トレ初心者さんはいったいどのメニューをやればいいのかわからないですよね。

でも、ごく一般的な女性は別にボディビルダーを目指すわけではないので、とりあえずキュッと引き締まったボディと洋服が似合う体型が手に入れば十分!という人がほとんど。そのような人に筋トレのフルメニューなんて必要なく、私も含め多くの女性は少ない労力で最大限の成果を得たいと思っているんですよね。

この本はそういった女性の気持ちを汲み取り、「ココが鍛えるべき筋肉=やせ筋」と、鍛える部位をピンポイントに絞って非常にくわしく示してくれるので、1日10分~という最低限の筋トレで無駄なく体を引き締めていくことができるのだそう。

回数やセット数も書いてありますが、これもおそらくとがわ愛さんが自らの経験からいちばん効果が高い回数を指定しているのだと思われます。

ここまでくわしく書いてあると、初心者でも迷うことなく効果的な筋トレができるので、本当にありがたいです。

イラストがとても的確で、ポーズや力をこめる場所が分かりやすい

筋トレというのは、実は意外に難しい運動なんですよね。ただその動作をしているというだけでは、正しい筋肉を鍛えられなかったり、力の込め方が足りなくて効果が薄かったり。

筋トレで大切なことは、「正しい筋肉」に、「適切な負荷」をかけること。これができていないと、変なところに筋肉がついてスタイルが崩れたり、いくらがんばっても成果が出てこなかったり……ということが起きてしまいます。

たとえば、表紙のこちらのイラスト↓

はじめてのやせ筋トレPhoto by Yumi Watanabe

これはワイドスクワットをしているイラストですが、ピンク色の帯の方には「実はコレ脚が太くなるスクワットです!」として通常のスクワットのイラストが描かれています。なんと私はこれまで、こちらの帯に描かれている方のスクワットをもうかれこれ1年以上も続けていました。ショック!

痩せるにはスクワットがいいというのは他の本やネットの情報で知ってましたから、がんばってずっと続けてきたんですが、まさかこのスクワットだと脚が太くなるなんて知りませんでした。どれだけやっても一向に脚の脂肪が減ってこないので不思議に思っていたんですが、そういうわけだったのですね。(おそらくそれだけが理由ではない)

この本では、この筋トレをするとどこの筋肉が鍛えられるのかがイラストで丁寧に示してあるので、その筋肉を意識しながら筋トレをすれば正しい部位にきちんと負荷をかけることができます。ワイドスクワットのほかにも、ここぞ!という女性におすすめの「やせ筋」の鍛え方がすべて明解なイラストで示してあるので、視覚的にとても分かりやすいです。

そして、ワイドスクワットひとつ取っても、脚を開く広さはこのくらい、腰を落としていく時間は〇秒などと詳細な説明があるので、このとおりにやれば間違った筋トレをしてしまう危険を大幅に回避できます。読者を正しい筋トレに導く工夫があちこちに見られ、とても好印象!

陥りやすい間違いやその解決法、効果を高めるコツまで、丁寧にフォロー

筋トレは、正しい姿勢を保っておこなうことがとても重要です。なぜなら、重心を置く位置や、膝を曲げる角度、ダンベルの持ち方などによって、負荷のかかる筋肉が大きく変わってくるからです。それに、間違った姿勢や方法でおこなうと腰やヒザを痛めてしまうこともあるので要注意!

この本では、多くの人にありがちな間違いを挙げ、その対処法を丁寧に解説してあるので、本を読めば最初から間違いを防げるうえに、もっと効果を上げるちょっとしたコツ上級者への負荷の上げ方まで幅広い情報が手に入ります。

個人的に驚いたのが、背中のトレーニング。ダンベルを両手にもっておこなうメニューなんですが、まったく同じ動きにもかかわらず、ダンベルを順手に持った場合と逆手に持った場合では負荷のかかる筋肉がちがうのです。「腰のハミ肉対策なら順手、浮き輪肉対策なら逆手」と説明のあるとおり、まさにピンポイントでその部分に効いてびっくり。人間の体って不思議ですね~。

さっそく、やせ筋トレにチャレンジ!

ダンベルPhoto by Yumi Watanabe

やせ筋トレでは、ダンベルを使います。

↓うちにあるのはこちらの重さ調節可能なダンベル。


ダンベル 10kg 2個セット【計 20kg】滑り止め加工 重さ調節可能

2,780円 送料無料

以前、夫のために購入したものなんですが、最近あまりやらなくなってしまったので、今は私が自分用に重さを調整して使っています。

ダンベルPhoto by Yumi Watanabe

本では、2kgのダンベルを推奨しています。私の場合は、0.75を両端にセットして1.5kg、棒の重さもあるので、おそらくこれで2kgちょっとくらい。けっこうずっしりと重いです。

普段から、スクワット・ヒップリフト・レッグレイズ・プランクなどの筋トレを日課にしてプロテインも常飲しているという、筋トレ初心者はすこし脱皮したかな?という感じの私ですが、実はこれまでは下半身中心の筋トレばかりであまり上半身は鍛えてこなかったんです。

とがわさんの本で、背中を鍛える重要性を知り、さっそく初日は「背中&腕&胸」の筋トレを組み合わせてやってみました。

最初のセットはわりとサクサクできまして、意外に楽勝かも?と思ったのですが、2セット目からはダンベルの重さがさらにズシッと増したように感じて四苦八苦しながらなんとか終え、3セット目はもう腕だけでなく体中がプルプルプルプル……。キツイ…!!

なんとかメニューをこなしたものの、もうその日の夕方からすでに上半身のあちこちがミシミシ痛みだし、そのあと数日間ず~っと筋肉痛に苦しむはめに。いかに上半身の筋力が衰えていたかに愕然としました。

通常なら、次の日か翌々日になってようやく筋肉痛がやってくるところを、その日の夕方に痛くなりはじめるのですから、相当です。本当は、次の日に下半身のメニューをやってみようと思っていたのですが、上半身の筋肉痛があまりにもひどくて何もする気になれず……。ようやく下半身の筋トレをしたのが初日から4日後という情けなさ。

でも、下半身は普段から鍛えていることもあり、それほどひどい筋肉痛にはなりませんでした。とはいえ、筋トレ後のズーンとした体の疲労感はこれまでに味わったことのないもの。とがわさんのメニューをこなしてみて、自己流の筋トレの甘さを思い知りました。

このまま、やせ筋トレを続けていけば、おなかのぷよぷよも少しは解消されていくかな?

そういえば、私がこれまでやってきた腹筋は実はおなかが細くならないということを知り、これも目から鱗。

ちゃんとウエストを細くするための筋トレ法も紹介されてますので、興味のある方はぜひ♪

最後に

ダイエットに挫折してしまう女性の気持ちに寄り添い、きめ細やかなサポートでわかりやすく女性向けの筋トレをすすめてくれる「はじめてのやせ筋トレ」

とがわ愛さんはツイッターでもためになる情報をたくさん発信されているので、気になる方はぜひフォローを。

※とがわ愛さんのツイッターはこちら